自分の子(犬猫)に合う口内ケアー頻度
2017/11/08
私が犬猫の口内ケアー知識を発信し続けるのは
知識を勉強したからが始まりではありません。
後悔したからです。
大切な我が子である2頭の子を亡くしたからです。
須崎獣医師の診療を朝から晩まで見聞きし
1000頭以上の犬猫の口内環境と病気の可能性を見てきたからです。
人間の歯周病認定医からの口内環境情報、
須崎獣医師からの論文ベースの知識を学んでるからです。
10年、運営するペットホテルに来るワン達の口内環境を見続けているからです。
だから私は情報を発信し続けるんです。
うちの子は腎臓以外は全て健康な臓器でした。
もし、もしも腎臓が健全だったら・・・
もしかしたら私の取り越し苦労で
皆さんの子はケアーしなくても健康に長生きするかもしれません。
口内ケアーなんて必要のない子もいるかもしれません。
ただ、【私の場合は】50年以上、生きてきた人生の中で
私にとって犬たちとの別れは最も悲しく苦しい経験であり
口内環境が悪かった事実があります。
もし、あの子たちが戻るなら何もいらない、全て差し出せます。
もし、あの頃に戻れるなら
まだ間に合ったあの時に戻れるなら絶対にケアーを本気でします。
だからナンチャッテじゃなく本気でお伝えし続けるんです。
majunではワンのお泊まり中、お口のケアーも行いますが
出血したり、ネバネバだったり歯茎が上がって
歯が長くなってたり、赤く歯茎が腫れていないかな?のチェックもします。
普段からケアーしてないなら口内環境がよろしくなくても致し方ないですが
問題なのはやってるのに口内環境がよろしくない場合です。
せっかく時間とコストをかけてやってるのに結果が伴わないと損(◎_◎;)
今回の子は普段、マメなお父さんがケアーしてらっしゃったようです。
色々、お聞きするとケアー方法はバッチリ(^^)/
じゃ、なんでこの状態なのか??
更にお聞きしてみるとケアーは1日1回やってるんだそう。
そこだ!
【この子の場合は】1日1回では希望する結果は出ないという現状がある事実。
1日1回でも十分な子と1日3回以上が必要な子がいます。
年齢が若くても1日3回が好ましい子も居れば
シニアなのに1日1回で何とか大丈夫な子も居ます。
まずは、以下の5つをチェックしてみてください。
① 口臭
② 唾液の粘り度合い
③ 歯肉の炎症
④ 歯磨き中の出血の有無
⑤ 歯茎の上がり具合、盛り上がり具合
この5つが問題ないなら1日1回でも良いかもしれませんが
上記のチェック項目が多ければ多いほど、まずは
口内ケアーの頻度&ケアーグッズの濃度を上げてみること。
ケアー方法を極める前に まずは頻度と濃度です。
陥りやすいのが、やっていることが目的になってしまうこと。
ケアーの目的は望む結果を得ることではなかったでしょうか。
何でも完璧は無いですが思う結果に繋がらない場合は
ケアー方法を見直し、頻度と量を見直す。
ちゃんと出来てるのか不安、、、って場合は
ワンちゃんをお連れいただければ、majunでチェックを行うことも可能です。
(ケアー、又はチェックは完全予約制です)
なぜ、口内ケアーが必要か?の基礎知識が
歯石がつかないため が最優先と思ってる人が行うケアーと
良好な口内環境維持のため が最優先の人とでは
ケアーの押さえるべきポイントが全く異なります(◎_◎;)
今、やってるそのケアーで上記の①〜⑤は問題ないですか?
「歯磨きって歯石がつかないためじゃないの??」と思った方がいらしたら
まずは私が開催してます口内ケアー教室『基礎編』で基礎知識を得ていただき
より効果的なケアー方法を取り入れたい方は基礎編の次の
口内ケアー実践教室の上級編をご受講ください。
犬の口をゆすいだり、歯ブラシ等のポイントを実践で学べます(^^)/
※上級編は基礎編を受講した方のみお申し込み可能です。
健康を害して悩んでるなら、
キチンと口内ケアー(歯磨きではありません)ができているか?
を見直し、健康維持の最優先でやってみることをお勧めいたします(^^)/