手を舐め続ける理由
手を舐め続けるのは「クセ」でしょうか?
愛犬が前足を四六時中、びしょびしょになるまで舐め続けている。
• 暇だから?
• クセになっているだけ?
そう思おうとしても、「本当にそれだけかな?」
と引っかかることはありませんか?
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動物病院で「異常なし」と言われたあとに
検査でも特に問題は見つからない。
「様子を見ましょう」
「気にしすぎかもしれませんね」
そう言われて帰ってきたけれど、
家では相変わらず前足を舐め続けている。
この “検査では問題がないのに行動は気になる”
という状態に、戸惑う飼い主さんは少なくありません。
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犬は「言葉の代わりに行動で伝える」
犬は
「なんとなく落ち着かない」
「理由は分からないけど不快」
とは、言えません…😢
その代わりに、
自分で触れて落ち着ける行動を繰り返すことがあります。
前足は
• 自分で舐められる
• 刺激しやすい
• 気持ちを切り替えやすい
そのため、前足を舐め続けると、いう形で表れることがあります。
これは
悪いクセと決めつけるより
犬なりのサインとして私は見るようになったのです。
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まずは、日常の中で見直してみること
「何かしてあげたい」と感じたら
こんな点を少しだけ振り返ってみてもいいかもしれません。
• 最近、生活リズムが変わっていないか
• 落ち着いて休める時間は足りているか
• 足先を気にしすぎて、触りすぎていないか
• 舐め始めるのは、決まった時間や場面ではないか
どれも
治すためではなく、気づくための視点です。
舐め続ける当日って前日って、どんな状況だっけ?
記録しておくと、後々に役立つことがあります。
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それでも続くときは
こうした点を見直しても舐める行動が変わらない場合。
それは
表に出にくい違和感を行動として表現しているサインなのかもしれません。
そうしたときには、行動や日常の変化を
もう一段深い視点で捉える考え方が役立つこともあります。
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獣医療とは「役割の違う視点」
ここでお伝えしているのは、
獣医師による診断や治療とは役割の異なる視点です。
病気を見つけたり、治療を行うものではありません。
検査では問題がないけれど、
飼い主として気になる犬猫の行動をどう見て、どう受け取るか
という考え方です。
日常での気づきを早い段階で補う視点だと考えています。
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もうすぐ、お知らせがあります
犬の行動や日常の変化を
「ペットヘルスサイン」として捉える
【ペットヘルスサインメソッド™️】をお伝えする準備をしています。
治す方法ではなく気づく目を育てるための内容です。
詳細は、もう少しだけお待ちくださいね。
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最後に
手を舐め続ける行動は、困らせるためではなく、
伝えたい何かがあるサインなのかもしれません。
そのサインに気づけるかどうかは、飼い主さんの視点次第です。