「様子を見ましょう」という言葉
2024/06/30
動物病院さんに行くと、よく言われるのは
「 様子をみましょう」
動物の医療のプロがそういうのだから、もう方法はないんだ・・・
これが一般的な解釈ですが、諦めきれない私は
他の動物病院巡りを繰り返し、100件とは言わないですが😅
数十件の動物病院に足を運んだものです😭
何を探して動物病院巡りをしてきたのか?
それは
私よりも先に諦めないプロにすがりたかったから。
例え話ですが
多くの人が無理だと諦めるペットの体質や寿命に対して
「自分は目指したい!諦めるのはまだ早い!」の思考や行動は
宇宙に行ってみたい!エベレストの頂上に行きたい!
のように
一般的には突拍子もない考えなのです(笑)
宇宙はともかくとして、世界最高峰のエベレストに登ることは
容易ではないことは誰でも知っているからです。
何に対して容易じゃないのか?
それは、そこらの山を登山するのとは桁違いの条件があり、
その条件に腹を括る必要があるからです。
「投資する時間」「投資する金額」「投資する労力」
これらに覚悟して、その結果は確実性は無く運次第☝️
ほとんどの人は無理☝️と、目指すこと自体をしないのです。
《エベレスト登山にかかる時間》
空路で乗り継ぎで2日、そこからキャラバンで
エベレストbcまで、5~7日。そこからが登山。
一般的には高度順化しながら2~3週間で登山期間だけで1ヶ月前後。
準備段階まで含めると年単位。
《エベレスト登山にかかる費用》
・入山料
約110万円(ネパール南東ノーマルルート)
・登山ガイド費用、食費、移動費、滞在費、運搬費、その他道具代など
500万から1000万円とも。
《エベレスト登山に必要な体力》
最低基本が7メッツ必要。
メッツとは(厚生労働省)
《運(リスク)》
2017年6月までのエベレスト登頂回数は累計8,306回。
数々の膨大な投資を経て半分の登山者4,833名が登頂に成功している。
一方で、登山中の死亡者は288名に及び、29人に1人が登山中に落命している計算になるそうです。
単純にこの数字を世界の人口で割ってみると
80億名÷4833名=1655280名
エベレスト登山の希望を叶える人はザックリ166万人弱分の1人の確率。
三重県人口が177万人ですから
三重県にお住まいの方の1769999人が興味なしか諦める中で
1人だけ達成出来ることってことになります。
米テュレーン大学の地球科学教授スティーブン・A・ネルソン氏の論文では
人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率は「160万分の1」だと。
自動車事故に遭う確率は90分の1、火事に遭う確率は250分の1、
竜巻は6万分の1、落雷は13万5000分の1、サメに襲われる確率は800万分の1。
米国の宝くじパワーボールに当たる確率にいたっては1億9500万分の1。
こんな確率のエベレストは選択肢外にして
比較的、高めの登れそうな登山を目指した方が達成率は高いですよね(笑)
ペットの体質や寿命は望んでもどうせ無理だから
方法があったとしても一般的には選択肢外!
にされてることもあるかもしれない・・・とも私は思うのです。
その上で
大切な代わりの居ないこの子(愛犬・愛猫)に
本当にやれることは無いのだろうか?
大変であっても可能性を追い求めることは無いのだろうか?
「これ以上やることが無いからあとは祈りましょう」
祈るだけ願うだけの怯えた日々よりも私は
ダメかもしれないけれど希望に挑む日々を望むのです✨
だから私は様子を見るだけは嫌なのです😃
貴方はどうですか?
仕方ないこと・・・と、受け入れるタイプですか?
それとも諦めきれない何か大切な存在はいますか?
いつか終わり、別れが来るのは事実ですし抗えません。
ですが大事なことは、やるだけやって受け入れること。
そのやるだけやったと思えるのは
私の家の近所の五月山(標高315m)への登山?
それとも富士山(標高3776m)への登山?
私がやるだけやったと思えるのは悲しいかな😭
見て見ぬふりをしても実際に在るんだからエベレスト(8849m)なのです💦
目指す着地点はペットの健康ジャンルのエベレストなのです😅
そんな突拍子もない私の着地点では
ここ1番の時に様子を見てたら終わりなのです😅
だから動物病院お遍路さんになるのかもしれません🤣