majun(マジュン)ブログ

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洗濯が犬猫の健康に影響?

   

不思議に思ったことはありませんか?

同じように生活しているのに、
なぜ自分たち人間よりペット(犬猫)のほうが
さまざまトラブルが出やすいのだろう、と。

「寿命が短いから?」

「体が小さいから影響を受けやすい?」

そう言われることもあります。

けれど、こんな視点があります。


私たちは常に“空気”を取り込んでいる

人も犬も猫も、呼吸を止めることはできません。

その空気の中には、

・ハウスダスト

・花粉

・カビ胞子

・細菌

・ウイルス

・揮発性有機化合物(VOC)

など、目に見えない微粒子が含まれています。

これらを吸い込むこと自体は生きている以上避けられません。

問題は「吸いこむかどうか」というよりも…


人と犬猫の鼻の粘膜構造の違い

鼻の中には、異物をキャッチする粘膜があります。
この粘膜の広さは種によって異なります。

一般的に、人の鼻粘膜は広げると
A4用紙1枚分程度といわれています。

猫はその数倍、
犬はさらに広い面積を持つとされています。

同じ空間にいても、接触する面積(受け取る粘膜の面積)が違う

という構造差があるのです。


生活する“高さ”の違い

空気中の微粒子は、常に均一に漂っているわけではありません。

粒子の性質によっては、
床に近い位置に滞留しやすい傾向があります。

一般的に、
床から30センチ以下の空気層は
ハウスダストや微粒子が舞いやすいと言われています。

犬猫はその高さで生活し、その高さで呼吸をしています。

人と同じ部屋にいても、
吸っている空気層が違うという差もあるのです。


空気に含まれる異物は“落ちて終わり”ではない

空気中の微粒子は時間とともに、

・床

・ラグ

・カーテン

・ベッド

・衣類

・タオル

・犬の洋服

こうした布製品や接触面に付着します。

そして犬猫は、その上で寝転び、体をこすりつけ、
顔を埋め、再びその空気を吸い込みます。

つまり、

布製品や床面は再接触の入口になることがあるのです。


うちは綺麗に掃除している

「うちは掃除もしているし、汚くない」

確かに、見た目に清潔であることはとても大切です。

けれど、目に見えている清潔さと、
空気中の微粒子や化学物質の量が少ないことは
必ずしもイコールではありません。

目に見えない体にとっての異物が
粘膜の構造として、どれだけ接触しているかです。


犬猫は“弱い”のではなく、人より高感度センサー

正確には、

・粘膜の面積が広い

・嗅覚が発達している

・床に近い位置で生活している

・布製品との接触が多い

その結果として、

鼻水

くしゃみ

涙やけ

皮膚の変化

便の変化 などが

人より早く現れることがあるのかもしれません。

それは弱さではなく、感度の高さの現れとも考えられます。


視点が変わると、選択の積み重ねが変わる

構造の違いという視点を持つことで、
日々の環境やケアの選び方、生活用品の選び方が変わります。

粘膜構造の違いを知ると、
空間づくりや洗濯方法にも自然と意識が向きます。

目に見えない環境要因はゼロにはできません。

だからこそ、

・衣類

・タオル

・寝具

・ラグ

・犬のベッドやおもちゃ

これらの洗濯や管理を、
我が家も私の店舗も環境調整の一環として大切にしています。

それは“汚れているから”ではなく、

再接触の入口をできるだけ減らすという考え方。

口から入るものだけでなく、鼻から入るものにも目を向ける。


粘膜構造を考えると、香りの強い製品は我が家では慎重に選ぶようにしています。

たかが洗濯。

されど洗濯。



環境を整える一つの選択肢として
よく飼い主さんにコレをご紹介しています。

(ご注意)
くれぐれも詐欺サイトや非正規品にご注意ください。

 - 友重のひとりごと