majun(マジュン)ブログ

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歯石除去手術

   

ご相談

「嫌がるから、ついつい歯磨きをしてあげなかった私が悪いのですが(^◇^;)
かなり歯石も付いてグラグラしてる歯もあって
全身麻酔で抜歯すべきか、これを機にケアで何とかしていくか悩んでいます。
友重さんなら、どうしますか?」



ANSER

歯は有る方が良いに決まってますが、どんな状態の歯か?
条件によって、抜かずに置いておくべき☝️抜くべき☝️も変わります。
かなり付いていても【徹底的に】口内細菌のバランスが変われば
歯石がポロッと取れて持ってくる飼い主さんも沢山、見てきました😊
ですが、かなり着いているなら一旦、歯石を取ってもらう方が早いし楽😊

麻酔の思い込みが間違っていることで
極度に麻酔を嫌がる飼い主さんも少なくありません😅
それに
東洋医学では「歯」と「腎」の関係が言う説もあり
抜いてしまって良いのだろうか(^◇^;)と、不安も過りますよね。

ただ、ただしですよ?
健康ではない歯をおいておくデメリットは、どこまで認識されてるでしょう?
歯がグラついてるということは歯だけじゃなく
骨が溶けている可能性があり、様子を見ている間に
骨を溶かす原因となった菌等が血管を介して全身に運ばれるリスクを思うと・・・
腎臓や心臓、肝臓、膵臓などの臓器がダメージの可能性を考えると
私なら一刻も早く抜歯したいと、考えます。
菌等が血管を介して全身に運ばれるリスクを
正確に知らない場合なら歯を抜くか抜かないか?が争点
になるのかもしれません😅


私は口内環境のリスクを獣医師さんから何百回も聞き
数多く飼い主さん方が後悔する姿を実際に見続けていますから
信頼をおく獣医師さんに診ていただき、私なら下記のようにお伝えします。

「レントゲンも見て先生が抜いた方がいいかも・・・と
思われたなら迷わず抜いてください。
後にまた全身麻酔で抜糸する可能性を考えると、怪しきは☝️で」


多くの飼い主さんは麻酔やお薬を必要以上に嫌がったり
歯を置いておくことを重視されるそうなので
ともすれば怪しきは抜かずに置いておかれる可能性があるからです😅


私なら麻酔のリスクはプロである獣医師さんにお任せします。

私たち飼い主がやるべきことは、こういう〝いざという時のために〟
何ともない元気なうちから日々のケアで健康貯金をコツコツしておく☝️
いざという時に備えて少々のことは乗り越えられるカラダ作り☝️
普段から徹底していることが活きてくるのです😊

今からでも遅くありませんから
キチンと歯磨きができるように学ぶ。
適当じゃなくキチンとできるようになるまで
できる人に確認しながら歯磨きケアをする☝️


今からでも遅くないので日々の食事やおやつ、日々の散歩が
なぜ、健康繋がるのか?を理解しておく☝️

これら曖昧だと、飼い主さんの趣味嗜好や気分で選ぶことが変わり
これらをキチンと理解していると、趣味嗜好や気分の前に〝やる理由〟が見え
面倒だけど、やりたい!に変わります😊

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