愛犬の死からの学び
2024/09/10
現在の私は、犬猫の健康に対して
完璧を目指す厳しい人みたいに見えてるかもしれませんが
そもそも完璧なんて一生、辿りつかないでしょうし
私は失敗と後悔だらけの塊の人なのです。
10年以上経って「ごめんね、私は未熟だった」と
愛犬の写真を見るたびに言葉をかけますが
それでも5秒と、愛犬の写真を見続けることができない。
1998年に1頭目の愛犬ビックルを迎え、3年後に2頭目のアロンを迎え
この写真は3頭目に縁あって迎えたノア(当時まだ9歳の終わり)です。
現在の私なら、このノアの見かけを見たら体内で何が起こっているか
直ぐにピンときて徹底的なケアをすること間違いない。
っていうより、この状態にはならないし、しない(笑)
皆さんはノアが、いかにヤバイ状態かわかりますか?
ところが当時は
知識として頭には入れていたけれど、経験が乏しく
知識と現状(カラダに現れるサイン)の深刻さが繋がらずピンとこなかった。
ゴハンやオヤツは普通に欲しがるし、お出かけもいつも通りだし
動物病院の血液検査でも大したことないし
年をとっただけで、そんなに体内が悪いとは思わなかったのです。
✔︎目の周りの毛が薄くなっていたり
✔︎耳の皮膚が分厚く腫れ気味だったり
✔︎口周りの毛や皮膚が赤かったり
✔︎食べても食べても欲しがったり
✔︎寝てることが多くなったり
✔︎とても寒がりになったり
✔︎息や口臭が臭うようになったり
✔︎デキモノが増えたり、治りにくかったり
✔︎オシッコの匂いがキツくなってたり
✔︎etc
こんなこと、大したことじゃないと思ってた・・・
本当に私は馬鹿だったと、心の奥から後悔し
この後悔は消えることはなく墓場まで持っていきます・・・
当時の私にとって可愛がって大事な大事な存在だったことは事実です。
けれど未熟だった・・・
今こうして文章を書いてても涙がこみ上げ苦しい。
私の人生の中で何よりも最も辛く、
最も後悔した圧倒的に悲しいことでした。
この悲しみと後悔が現在のナッキーとリキへのケアに活かされているのです。
二度と、同じことは繰り返さない。
だから私は小さなサインにも敏感で
小さなサインのうちに元に戻しておきたいのです。
須崎獣医師の原因療法の知識
診療現場で見続けてきた数千頭へのケアと結果
それをベースに更に高みを目指し
自身の犬やお客様の子たちで実践し続ける様々な角度からのアプローチと気づき
この集大成がmajunでご提供する知識とケアサービスとなっています。
出来る限り早いうち、小さなサインのうちに元に戻し切っておく
これに尽きる。
世の中、完璧などあり得ませんがこの後悔が私を
昨日よりも今日、今日よりも明日と
もっとベストがあるはず!と、チャレンジへ進ませてくれるのです。
そんな私と同じくらいの願いを持つ方が
私が開催する各種講座で学ばれ、各種ケアサービスをご利用になり
個別カウンセリングを希望いただけるようです😊