第2回「健康そう」に見えるのに…なぜ突然の体調不良が?
2025/04/20
第2回:「健康そう」に見えるのに…
なぜ突然の体調不良が?
→ 元気そうだったのに突然倒れた…その背景にある“日々の積み重ね”とは?
「元気だったのに、ある日突然…」
この言葉、実はすごくよく聞くのです。
「昨日までごはんをパクパク食べて元気だったのに…」
「急にフラッと倒れて、そのまま…」
そんな話を聞くたび、辛い気持ちになります。
でも、実際にお話を聞いてみると
“前兆”と思われる小さなサインがあったことがほとんどでした。。。
たとえば、
・たまにだけど食欲にムラがある
・寝ている時間がちょっと増えた気がする
・毛ヅヤや毛量が前より悪くなったような…?
・便やおしっこ、オクチのニオイが少し気になる
こういった変化は、実は
体からのサインかもしれません。
◆ 見た目の「元気」は、本当の元気?
人もそうですが、動物たちも本能的に弱みを見せません。
だからこそ、本当はしんどくても元気そうに見せることがよくあります。
それを私たち飼い主が「大丈夫そう」と受け取ってしまうと、
知らないうちに“見過ごす”ことになることも…
サインを知っているか知らないかの違いなんです。
◆ 毎日の小さな積み重ねが、将来の大きな差になる
今までに私の店舗や講座に来られた飼い主さんの中にも、
「何もしてこなかったわけじゃないけど、もっと早く知っていれば…」
という後悔の声を何度も聞いてきました。
日々の食事やケア、生活環境、季節ごとの変化の対応…
小さなことの積み重ねで、体の土台は変わっていくのだと、私は実感しています。
体は毎日休まず働いてくれているからこそ、
急な不調=急に起きたわけじゃないんですよね。。。
◆ 本当に大切なのは「変化に気づく視点」
体は言葉ではなくサインで教えてくれています。
だからこそ、“よくあること”で片づけずに観察する視点がとても大切。
自分の視点では気にも留めないことであっても
知識や経験を持つ者なら
「ほんの小さな異変」に目が留まることもあるのです。
それが健康を守る第一歩になると私は信じています。
次回は、
「反応がある体」は、ありがたい?
「なぜ咳が出るのか?」「なぜ皮膚に赤みが出るのか?」
嫌われがちな症状の裏にある「自然の力」について、
私が聞き続けてきた話や経験をお話ししていきます。
第1回はこちらから↓↓
第1回「症状がない=健康」って、ほんと?
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