犬の涙焼けの理由&改善対策
2017/11/08
ペットのお悩みで多いご相談の1つ【涙焼け】。
犬や猫のめやにも多いかな。
涙焼けとは目の下の毛が常に濡れて毛が赤茶色に変色している状態をいいます。
特にトイプードル、チワワ、マルチーズ、シーズーなどの小型犬や
お鼻の短い犬種に多いようですが、最近は色んな犬種でもお悩みのようです。
せっかく可愛いお顔なので涙焼けがないにこしたことはないですよね。。
涙やけってなんでなるの?
ネット上に出ている涙焼けの理由を検索してみると・・・
・眼が大きなワンちゃんは普通よりも乾燥しやすく
正常より多くの涙が出てしまい涙が溢れて下の毛につき涙やけになる。
・お鼻が短いワンちゃんは、鼻涙管(涙が眼から鼻・口へと降りる為の管)の通過障害が起こりやすく
涙が正常に降りてこなくなり溢れてしまうため涙やけになる。
・毛が長いワンちゃんに多い眼瞼内反症(がんけんないはんしょう・逆さまつげ)など
他、眼が何かしらの原因で刺激を受けている状態でも涙が通常より出るので涙やけになる場合がある。
・生まれつき涙管が細い
・フードの成分(たんぱく質・添加物・合成保存料)がワンちゃんに合わず栄養バランスの不良
・涙管が詰まる最も大きな原因は加熱処理された食べ物
(ドライフード・ウェットフード・レトルト・ クッキー・ジャーキー等)を食べていると
涙の成分もドロドロしてくるので、涙が上手く流れなくなってくる。
全ての目の大きい子、全ての鼻の短い子、全てのドライフードなどを食べてる子が
みんな涙焼けなら仕方ない・・・と思いますが、そうではないですよね。
これらも原因の1つ『かもしれない』とは言えますね。
上記が原因と仮定した一般的にされてる涙やけの対策は、こんなことがあるようです。
・涙やけローションか5%程度のホウ酸水で変色した毛をコットンにつけて拭いて清潔に保つ。
・逆まつ毛の外科処置、涙管の手術をする。
・ドックフードを低アレルゲンのものに変える。
・手作り食はで肉食を主体にしてみる。
・お部屋の温度管理をする。
などなどでした。
理由、原因はこれ!っていうのはないし
改善した方法も皆が同じとは限らないということですね。
上記の対策をした人の結果をネットで検索してみると良くなった子もいれば
拭いてるのに良くならない、フードを変えてもよくならない
手術をしたけど、またしなくてはならないという子もいました。
鼻涙管洗浄は保険も効かないことが多いようです。
我が家の子達は上記の対策をしたことがないので、実体験上のお話はできませんが
上記以外の対策を15年間やって、今のところ、涙焼けで困ったことは無く
まわりの子にも我が家の方法を伝えて改善した子が多かったのでお伝えしますね。
我が家では涙焼けが酷くなると拭くという対処はプラスアルファーの位置です。
拭いたところで目から出てくるので繰り返しになるだけの可能性が高いので。
その前に、
一般的な子よりたくさん涙が【出続ける】原因に向けたアプローチをします。
・デトックスに適した手作りごはんを与える
・代謝の促進が期待できる対策をする
ちなみに、わかりやすいこんな体験談があります。
一般的な対症療法、又は食事などで改善しない場合は、
私が見効きしてきた須崎獣医師の生の診療現場では
体内にある根本原因を除去すると改善する例をよく見ています。
ペットフード、手作り食を問わず
余計なものは体外に出せる代謝の良い身体を保つために
水分摂取量がポイントになることも多いようです。
ドライフードの場合は水分摂取量を十分に!
手作りごはんの場合は素材自体がほとんど水分なので
手っ取り早く水分摂取量がアップします。
もちろん、十分な運動も忘れずに!
涙焼け、ペットの手作りご飯、他くわしくお知りになりたい方は店頭でお尋ねいただくか
ペット食育講座、又は全国から受け付けている電話相談をどうぞ。