majun(マジュン)ブログ

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犬猫の歯磨き「下顎切除と言われた猫ちゃん②」

   




口内の菌が歯根部に到達するまでの時間とは?

「どれくらい放置すると菌が増え、歯の根元まで進んでしまうのか?」

気になったので、一般的に言われていることを調べてみました。

※私は専門家ではありませんので、気になる方はぜひ歯科や
歯に精通した獣医師にご確認くださいね😊

歯磨きをしないとどうなる?

  • 数時間後:歯の表面に細菌が付着し始めます。
  • 24時間後:歯垢(プラーク)ができ、
    数億〜数百億の菌が存在するように。
  • 3〜5日後:歯垢が固まり「歯石」に。
    さらに菌が付きやすくなり、1〜2週間後
    歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなる「歯肉炎」に。

ここまでは、人間も犬も猫も同じ流れだそうです。

ただし、「歯の根元(歯根)まで進行するスピード」には違いがあるんだと。

人間の場合

歯肉炎から歯根部に菌が広がり「歯周炎」に進むまでは、
数か月〜数年かかることが多いといわれています。
生活習慣や体質によって進み方に差はありますが、比較的ゆっくり進むようです。

犬の場合

犬は唾液の性質や歯の構造から、進行がとても速いといわれています。
数週間〜数か月で歯根部に炎症が及ぶケースも。
特に小型犬や短頭種(チワワ、プードル、フレンチブルドッグなど)は注意が必要⚠️

猫の場合

猫は歯石がつきにくいとされますが、
その代わりに歯肉炎や免疫反応が強く出やすいんだそう。
数か月単位で歯根に炎症が及ぶケースもあり、

  • 「吸収病巣」や「慢性歯肉口内炎」などのトラブルを併発することもあると、書いてるものも。

まとめ

  • 人間:数か月〜数年で進行
  • 犬:数週間〜数か月で歯根まで到達
  • 猫:数か月で歯根まで到達(炎症体質の子はさらに速い)

犬や猫は人間に比べて進行がずっと速いといわれています。

だからこそ、我が家では「朝と晩の歯磨き」で
歯垢をリセットする習慣を大切にしています。

「1日磨かなかったからすぐ大変なことに…」というわけではありませんが
毎日の積み重ねが数週間〜数か月後の違いにつながります。

人は数年放置してもまだ間に合うことがありますが、
犬や猫は待ってくれませんよね😭

歯磨きは健康寿命を守るうえでとても役立つ習慣。
今からで丁寧に続けていきたいですね😊


私の朝晩やってる歯磨きは
朝10分、夜は20分ほど時間はかかっちゃいますが💦
あとで後悔が少ないようにキチンと丁寧な歯磨きを行って10年。

🪥🦷🪥🦷🪥
歯磨き教室をリアル店舗参加or全国からのオンラインと開催しているので、
ご興味のおありな方はご活用くださいね😊

 - 友重のひとりごと